前回の願いもむなしくオーコ禁止(当たり前)。しかし!これで後顧の憂いなく、みんながパイオニアを始められるのならば最善であったのだろう。
取りあえず次のデッキを考えなければいけない。デッキの始まりはインスピレーションだ。
ひらめいた。
《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent(AKH)》に《エンバレスの宝剣/Embercleave(ELD)》つけたらかっこよくね?
デッキ名はゴッドセイバーにしよう。めっちゃかっこよくね?
しかし、ハゾレトにエンバレスの宝剣を付けるためには条件として
手札が1枚きりで、尚且つその1枚が宝剣であるという不具合がある
とりあえず不具合には目をつぶり、この2枚を最大限活かせる構成を考えていく。
赤単でもこの強力コンボは可能だが、いかんせんクリーチャーサイズが伴わない。
サイズといえば緑!そして前環境でオーコと暴れまわったシミック信心とは別に、シミックアグロというデッキが存在していたのをご存じだろうか。
おや?オーコが空いた枠にハゾレトと宝剣、ズッコシ入るじゃないか
当然、オーコ無き《金のガチョウ/Gilded Goose(ELD)》と《意地悪な狼/Wicked Wolf(ELD)》は採用理由が無いのでラノワールのエルフとエルフの神秘家をマシ、狼の枠はそのまま《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant(ELD)》が除去兼クリーチャーとしてすんなり入る。
早速回してみてわかったこと。
- キランの真意号はPWが居なくなった事により採用する魅力と守り先を失い解雇
- 手札を高速ダンプしつつ宝剣アタッカーの頭数にもなる《炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary(GTC)》の採用。また余りがちな2マナは《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant(ELD)》の使い先となる。
- クリーチャー31体(パワー4以上19体)で大体4~5マナで出せるグレートヘンジの採用。
- マナクリが減った分は素直に土地を入れる。
- ロナスや探索する獣などの接死持ちにエンバレスの宝剣は麻薬。
- 意外と宝剣つく上に余った土地を投げられ、追加ダメージが優秀なハゾレトは神。
そしてメタゲームを見ながらサイドボードを決めていく。
パイオニア後のメタゲームでは青白コントロールと黒単が多く、ついでイゼットフェニックスだがその他は群雄割拠状態だ。
テフェリーに屈しない為のカードと自分よりも早いデッキへの対策が重要であることが分かった。
また、3~4番手のイゼフェニとドレッジレスドレッジ(はいってないカード名がデッキ名ってどうなの)対策に墓地対策も視野に入れた方が良さそうだ。
そんなわけで現時点で完成したリストが以下となります。
4《エルフの神秘家/Elvish Mystic(M14)》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(DOM)》
4《炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary(GTC)》
4《鉄葉のチャンピオン/Steel Leaf Champion(DOM)》
4《恋煩いの野獣/Lovestruck Beast(ELD)》
4《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant(ELD)》
2《不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable(AKH)》
3《探索する獣/Questing Beast(ELD)》
2《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent(AKH)》
3《エンバレスの宝剣/Embercleave(ELD)》
2《グレートヘンジ/The Great Henge(ELD)》
4《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GTC)》
4《獲物道/Game Trail(SOI)》
4《根縛りの岩山/Rootbound Crag(XLN)》
8《森/Forest》
4《山/Mountain》
サイドボード
2《漁る軟泥/Scavenging Ooze(M14)》
3《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster(M15)》
2《造命師の動物記/Lifecrafter’s Bestiary(AER)》
2《霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester(AER)》
1《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass(ELD)》
3《顕在的防御/Blossoming Defense(KLD)》
2《丸焼き/Fry(M20)》
前環境で暴れまわってたデッキを基に独自色を追加してみたけれども、その破壊力は環境内でも折り紙付きだ。
是非みんなもパイオニアで遊んでみようー!
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