LOLの世界観の新作DCG、Legends of Runeterraをやってみた。

Legends of Runeterra

・LOLのライアットゲームス開発の新デジタルカードゲーム。
・PC版のオープンベータ始まったばかり。そのうちスマホ用でも出すらしいです。

インストールは下記公式
https://playruneterra.com/ja-jp

このDCGの最大の売りは先手後手の有利不利がほぼない所だと個人的には思う

■感想。

・ハースストーンにインスタントタイミング取り入れたDCG。
・6つの地域(MTGで言う色)
・ゲームオブスローンズのような世界観。
・頭の良い人達が丁寧に作ったんだろうなぁ、今までのカードゲームの問題点を解決しようと創意工夫がされてる感がある均衡のとれたゲームシステム。

■システム面

・構築は各地域から1~2地域まで選んでデッキ構築。
・1デッキ(40枚)にはチャンピオン(神話レア)は合計6枚までしか入れられない。
・同じカードは3枚までなので、最大数入れたらチャンピオンは2種類までしか入れられない。

独自点はプレイヤーが交互にターンを行うのではなく、1ラウンドの中で1行動ずつを交互に行う。
・お互いマナが無くなるかパスしたら次のラウンドに移行する。
・攻撃はラウンド毎にアタックトークン(攻撃権利)を持っている方が攻撃できる。
・アタックトークンは各ラウンド毎に自分と相手間で行き来する。
・つまり奇数ラウンドで殴れるのが先手、偶数ラウンドで殴れるのが後手
・アタックトークンはカードの能力で得ることも可能。
・その為同ラウンド内でお互い殴りあうこともある。

■先手後手の有利不利が無い理由

・例えばラウンド1、先手は1マナクリーチャーを出す。
              ↓
  先手が1回行動したので優先権を得た後手も1マナクリーチャー出せる。
              ↓
  それからアタックトークン(ラウンド毎に先手後手で行き来する攻撃する権利)を持っている先手のコンバットとなる。
              ↓
  逆にラウンド2は後手が2マナクリーチャーを出す。
              ↓
  後手が行動したので優先権を得た先手が2マナクリーチャーを出す。
              ↓
  後手がアタックトークンを持っているので攻撃できる。

弱い1マナ域でしか攻撃できない先手に比べてルシアンやエリス等チャンピオンもいる2マナ域から殴れる後手。これで先手有利を打ち消している。

・MTGで言うとセットランド同時ターンで行う。
 1ターン目に相手がサバンナライオン出して来たら自分もサバンナライオン出しかえしてから戦闘フェイズになる。
 なお、召喚酔いはない。
 2ターン目は後手が攻撃権利あって羊毛髭のライオン出して殴れる。だから場合によっては後手有利まである。

■戦闘面

・攻撃してもタップしない為、殴り得。全員警戒持ち。
・1体攻撃に対してブロックも1体なのでオーバーパワー(トランプル)持ちがすごい強力。
・攻撃側がブロッククリーチャーを指定できるチャレンジャーという能力も強力。(つまりプチエムラクール)

・ジャイグロ撃ったら否認されるようなスペルのやりあいもある。
・使わなかったマナはスペル専用で3マナまで繰り越してもっていける。
・そのためスペルは思った以上に軽い。
・1ラウンド目2ラウンド目のマナを貯めたら3ラウンド目には6マナスペルを撃てる。

・アタックトークンさえ持っていればいつ攻撃に行っても良い。
・自分が行動すると相手も行動する権利を得るため、殴るタイミングはすごい重要。
・何かされる前に殴るか、強いクリーチャーを出してから殴るか(後者は相手も同コストのクリーチャーをブロッカーとして出してくる可能性がある)

カードの集めやすさ

課金はほぼ考えなくてよいほど集めやすいと思う。

■総評

MTGそっちのけでドハマりするかと言ったらそれはないと思うけど、16時間ほどぶっ続けでやってみた感想としてはハースストーン2
カードの種類がまだ少ないのもあってカードリストは他のゲームで見たような能力も多く目新しさよりも既視感を感じる。
逆に言うとそれだけとっつきやすくもあり、安定しているしチャンピオンのレベルアップやラウンドシステム等でちゃんと独自の味付けがされている。
初めてDCGやってみたいって人にはすごいおススメしやすいゲーム。
先手後手の有利不利を限りなく無くした部分はかなり革新的。
LOLの賞金って凄い高いんでしょう?このゲームもゆくゆくは高額賞金の大規模大会やるんじゃないだろうか。

気になった人は一度遊んでみてはいかがでしょうか。

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