愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット+ロフガフフの息子、ログラクフ
■はじめに
統率者レジェンズの発表により多くの新統率者と共闘の組み合わせが誕生しました。
その中でも発売前から注目していた愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザットのデッキを紹介します。
多くのパワーカードと共闘の組み合わせが登場したことにより環境へのインパクトがとても大きいエキスパンションでした。
実際に、宝石の睡蓮は多くの統率者のマスターピースとなり、船殻破りと敵対工作員も前評判通りの活躍をしているようです。
テヴェシュの共闘候補はシナジーを重視して、ロフガフフの息子、ログラクフを共闘相手としました。
ではデッキリストからまずはご覧ください。
デッキリスト
2023年1月13日更新
■統率者 2枚
《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット》
《ロフガフフの息子、ログラクフ》
■クリーチャー 3枚
1 敏捷なこそ泥、ラガバン
1 死の飢えのタイタン、クロクサ
1 波止場の恐喝者
1 狂気の種夫
■プレインズウォーカー 6枚
1 反逆の先導者、チャンドラ
1 巧妙な偶像破壊者、ダレッティ
1 人知を超えるもの、ウギン
1 戦慄衆の将軍、リリアナ
1 大いなる創造者、カーン
1 精霊龍、ウギン
■インスタント 10枚
1 吸血の教示者
1 弱者選別
1 暗黒の儀式
1 紅蓮破
1 赤霊破
1 汚物の雨
1 削剥
1 陰謀団の儀式
1 偏向はたき
1 致命的なはしゃぎ回り
■ソーサリー 19枚
1 ギャンブル
1 伝国の玉璽
1 汚損破
1 初子さらい
1 業火への突入
1 小悪疫
1 悪魔の意図
1 悪魔の教示者
1 ヨーグモスの意志
1 ジェスカの意志
1 不気味な教示者
1 法務官の掌握
1 悪疫
1 死の雲
1 滅び
1 闇の誓願
1 燎原の火
1 壊滅
1 抹消
■アーティファクト 27枚
1 オパールのモックス
1 モックス・アンバー
1 モックス・ダイアモンド
1 宝石の睡蓮
1 水蓮の花びら
1 金属モックス
1 魔力の墓所
1 バネ葉の太鼓
1 太陽の指輪
1 師範の占い独楽
1 魔力の櫃
1 頭蓋骨締め
1 多用途の鍵
1 ラクドスの印鑑
1 厳かなモノリス
1 抵抗の宝球
1 秘儀の印鑑
1 耽溺のタリスマン
1 防御の光網
1 世界のるつぼ
1 霊気貯蔵器
1 黄金の玉座
1 スランの発電機
1 金粉の水蓮
1 ボーラスの城塞
1 ファイレクシアの門
■エンチャント 2枚
1 血染めの月
1 死の国からの脱出
■土地 31枚
1 Badlands
1 すべてを護るもの、母聖樹
1 統率の灯台
1 ファイレクシアの塔
1 マナの合流点
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
1 古えの墳墓
1 宝石の洞窟
3 山
1 新緑の地下墓地
1 樹木茂る山麓
1 ウルザの物語
1 汚染された三角州
1 沸騰する小湖
7 沼
1 湿地の干潟
1 特別観覧室
1 真鍮の都
1 硫黄泉
1 統率の塔
1 虹色の眺望
1 血の墓所
1 血染めのぬかるみ
こちらmoxfieldのデッキリストです。
ダウンロードや一人回しもできます。テヴェシュが思ったより早く出てきます。
デッキ解説
今回のデッキは統率者2枚の安定したドローエンジンを使ってのボードコントロール型のデッキです。
ログラクフが0マナで唱えられるため、下記のカードが確定のマナ加速として計算が立ちます。
まずこれがログラクフでしかなしえない強みとなります。
豊富なマナアーティファクトにマナ加速スペル、波止場の恐喝者等、デッキの半分以上はマナ加速です。
また初手の吸血の教示者、伝国の玉璽、ギャンブルも、魔力の墓所や宝石の睡蓮を持ってくる為の実質マナ加速です。
1~3ターン目にテヴェシュ・ザット召喚、ログラクフをサクり、3枚ドローして手札回復。
この安定した初動こそがこのデッキの一番の強みです。
積極的にリセットを撃とう。
しこたまカードを使ってテヴェシュを召喚してもまだ手札は潤沢にあります。
ログラクフは2マナで再召喚して再度3枚ドローできるので手札を補充し、積極的にリセットをかけて盤面にプレインズウォーカーしかいない状況を作っていきましょう。
盤面に圧が無ければ狂気の種夫で追撃を封じましょう。
全員の手札をすべて捨てさせ、反撃の目を潰し、自分だけテヴェシュでドローしていきます。
土地にリセットをかければ、復帰の速さで有利になります。
また、手札も落とせる死の雲はまさにこのデッキの黄金パターンでテヴェシュを出した後は積極的にサーチしてきたいスペルです。
シナジーで採用されたカード達。
■戦慄衆の将軍、リリアナ 人知を超えるもの、ウギン 巧妙な偶像破壊者、ダレッティ
トークンがテヴェシュのドローの種になる上、リリアナがいれば追加でドロー。
ウギンが予示したトークンをサクれば予示したカードが手札に加わります。
ともにボードコントロールの役割をこなしつつドローを補助します。
ダレッティは素晴らしいです。使用済みの魔力の櫃を使って生物除去したりアーティファクトを破壊したり、トークンはPWを守ったりテヴェシュで食べたりと余すことなく使えます。
■死の飢えの巨人、クロクサ
リセット後も手札を攻めます。クロクサは各対戦相手なのでEDHの方が3倍強いですね。
■ヨーグモスの意志 死の国からの脱出
コンボというよりリセットでたまった墓地を再利用するために使います。
サブコンボ① 霊気貯蔵機+ボーラスの城塞+師範の占い独楽
コンボの動き
①ボーラスの城塞と師範の占い独楽が戦場にある状態だとデッキトップがどんなカードでも独楽をのせればよいのでライフ1点でドローできます。
②霊気貯蔵器も戦場にあると、独楽をデッキトップから唱える度にライフゲインが誘発していきます。
③繰り返して大量のライフを得たら50点払って一人ずつ沈めていきます。
17回唱えたら153点ライフゲインとかだった気がします(曖昧)
大概はテヴェシュの奥義で統率者を全部頂いて勝つのですが、相手依存ではあるので、即死コンボを一つ採用しました。
実はこのデッキ、黒主体のくせにあまり墓地に依存してません。なので、搭載するコンボも墓地を利用しないもの、また、クリーチャーコンボでないものを選びました。
城塞と独楽は普通に使ってもアドバンテージを取る手段として優秀なのと、黒はライフを削ることが多いので、霊気貯蔵器のライフゲインも少しうれしいのが採用理由です。
サブコンボ② 敵対工作員+朝の歌のマラレン
敵対工作員はすんなり採用となるので人によってはマラレンも入れてロックをかけるのも良いでしょう。
勝つまでに時間のかかるデッキなので両方揃ったら3点与えつつ相手のコンボかクリーチャーを奪います。
敵対工作員の代わりに締め付けでも成立します。相手のデッキからサーチは出来ないですがドローフェイズを飛ばす上にサーチもできないので自分だけ欲しいものをゆっくり持ってきましょう。
妨害置物
大体説明不要の妨害カードたち。
抵抗の宝球はリセット後の拘束に。
三なる宝球はアニマーやジョイラなど、ストーム系デッキを止めるために。
呪われたトーテム像はトラシオス、キナン、ケンリス王、百合子等、TOPメタで刺さる統率者が多いです。
防御の光網はリセットを撃つ直前に置くのが理想です。対戦相手のコンボを助ける事にもなるので設置するタイミングはきをつけてください。
倦怠の宝珠はこちらがアーティファクトを展開するデッキなので、相手の波止場の恐喝者を止めるのに使います。
煙突はリセット後に置けばフィニッシャーです。自分はテヴェシュのスラルトークンをサクって維持します。
採用していないカードについて
Wheel of Fortune
自分が引く事以上に相手に引かせたくない場面が多かったので抜けていきました。
基本テヴェシュのおかげで手札は常に潤沢です。
魔王戦になって集中砲火喰らった時だけちょっとほしいと思いました。
Mishra’s Workshop
アーティファクトは多めだけど特に統率者やデッキとシナジーしてるわけではないので大丈夫かなと思っているのですが、持ってないのでわかりません。誰か必要かどうか教えてください。
Nether Void
強そうだしデッキに合いそう。でももってないので防御の光綱採用。
重い呪文が多いのとメインでマナを使い切ることが多いので防御の光綱で良いんだと言い聞かせています。有識者の方必要かどうか教えてください。
あとは、精神を刻むもの並に死亡誘発が強いクリーチャーはいないか探してます。
総評
今回はボードコントロール型という事で盤面むちゃくちゃにしてプレインズウォーカー並べるの好きな人向きです。
なかなか納得のいく形に仕上がってきて、スムーズに回るので気に入っています。
テヴェシュ・ザットは非常に強力で初動が強すぎて一人回しに中毒性があります。
他にもクリーチャー積極採用タイプや墓地依存で最速コンボ狙うタイプなど、テヴェシュ+ログクラフの方向性は多種多様です。大体70枚くらいは固定枠で残りの30枚が各々の個性です。
他にも試してみたい統率者の共闘組み合わせは多いのでまた何か紹介できたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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