統率者レジェンズ後のcEDH メタゲームプロジェクト Vr3:1 その①

EDH

cEDHメタプロジェクトとは?

jamesさん(@HoffOccultist)が作成しているcEDHの対戦結果をアンケートで集めてデータの統計をまとめたものです。

概要

cEDHメタゲームプロジェクトのvr3をお届けします!

統率者レジェンズのカードを使った最初のアップデートでは、たくさんの興味深いデッキが飛び出してきました。

情報は、デジタルアンケート(アンケートページ)によって収集されます。

調査から得られた情報は、こちらでご覧いただけます。https://drive.google.com/drive/folders/1zpwQEabEpUbNCdwTb3UpaB5ef4mNX22m

調査では、ゲームの座席順、デッキ、勝者、ゲームの長さなどを集めています。

これらの質問で、cEDHで起きていることを考察できるようになることを期待しています

今回は新しいバージョンの調査の最初の更新ということで、前回の調査を参考にさせていただきます。

この情報と分析を楽しんでいただければ幸いですが、これはcEDHの世界を見るための一つの手段に過ぎないことを覚えておいてください。

今回の第1回目のアップデートでは、総投稿ゲーム数が179ゲームとなり、112種類のデッキタイプが投稿されています。

112種類のデッキのうち、少なくとも1勝を記録したのは62種類で、その合計は55.4%。これは、48%程度だった前回の調査よりも高い率である。

今回のアップデートで勝利したデッキのうち、最も勝利数が多かったのはエルシャの13回で、次いでログラクフ/サイラス・レンが9回となっています。

席順での勝率

以前の調査と比較すると、プレイヤー1の勝率は若干低下しています。(下が前回)
プレイヤー2とプレイヤー3はベースラインの25%にかなり近いです。
プレイヤー4の勝率は17.88%と前回と比べてもかなり下がりました。
また、調査を始めて初めて引き分けが出ました。ショップの閉店時間とか?

1ゲーム辺りの長さや勝率

早いゲームで勝利したゲームが多いことがわかります。これは前回よりも約7%ポイント高くなっていますが、これはいくつかの異なる要因の結果かもしれません。

RograkhやJeska’s Willのような統率者レジェンズからの追加で、Turbo Naus(むかつきデッキ)の戦略がさらに勢いを増しているという話がかなり出てきている。

ミッドレンジゲームはゲームの35.4%を占め、前回の42.3%より減少している。
最速で終わるゲームが増加した部分と密接に一致しており、ゲームのキルターンは加速傾向にある。

ロングゲームは前回と大差ない数字を出しているがややサンプルが少なくブレる可能性がある。

ゲームが何で勝利したかのアンケート

この質問は提出者の任意であり、178ゲーム中140ゲームで回答がありました。

今回は勝利につながった要素として「むかつき」や「深淵への覗き込み」を入れてないが、含めるべきか皆さんのご意見をお待ちしています。

ゲームに勝つために最も多く提出された方法は「統率者中心のコンボ」です。
このように分類されたゲームで勝利したデッキには、例としてギトラグ、伍堂、キナン等がある。
ほぼ3分の1、31.43%が統率者を使ったコンボでの勝利でこのカテゴリーに当てはまる。

統率者を問わない勝利条件の中で最も多かったのは、タッサの神託者コンボであった。
思考停止と死の国からの脱出も一緒に使われてた場合、両方の勝利にそれぞれ入れられている。
約4分の1弱がこのコンボであり、この数値が問題が有るのか無いのか、この数字では答えられない。

3番目に多かったのは死の国からの脱出で、約20%を占めています。
主に思考停止とWoF系のカード中心だがループの間に何か挟まってても広義でここに入れています。

続いて無限マナのコンボが続いてますが統率者中心のコンボとしばしば重なっています。

残りはばらけているがツイスターループから戦闘ダメージまで様々な勝利条件があった。

これらの回答の中から最後に一つ言及したい。
波止場の恐喝者は3回の勝利の中で中心的であると言及されているだけであり、他の勝利法に使用されているであろうことに注意したい。

キーデッキ

私たちが「キーデッキ」と呼んでいるものを詳しく見ていきます。
最も勝利したデッキではなく、調査に最も多く提出されたデッキです。
キーデッキというのは卓を囲んだ時に出現率が10%以上あるデッキです。

ここでは、その中から11個の「キーデッキ」を、出現率の高い順に紹介していこう。

  1. Elsha (45 appearances)
  2. Najeela (40)
  3. Kraum/Tymna Blue Farm (34)
  4. Tymna/Thrasios Midrange (31)
  5. Rograkh/Silas Turbo Naus (27)
  6. Kess Consultation (24)
  7. Kinnan (22)
  8. Kraum/Tymna Opus Thief (20)
  9. Gitrog Monster (20)
  10. Godo Helm (19)
  11. Urza Polytyrant (18)

前回版調査終了時のキーデッキから再登場するのは8つ。
新参者3人のうち、2人は前回5~10%の出現率グループに落ちたデッキ。Blue FarmとOpus Thiefである。
そして、完全に新しいデッキが1つ登場している。Rograkh/Silas Turbo Nausは、統率者レジェンズの共闘をフィーチャーしたデッキである。

デッキを具体的に見ていく前に、最後に「対戦」チャートを見てみましょう。
このチャートは各キーデッキが他のキーデッキに対してどのようなパフォーマンスかを示している。

ズームで見たい場合はこちらをクリック 
https://imgur.com/a/AonZ0gX

後半に続きます。

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