有馬記念2022予想

競馬

予想

◎イクイノックス
○ボルドグフーシュ
▲タイトルホルダー
△ジャスティンパレス
△ジェラルディーナ

レース予想

前に行きたい馬が全部外枠で差し追込が内枠に入ったのがミソ。

タイトルホルダーがタイトなペースを作って行って馬群は伸びる。
有馬記念はコーナーで加速できる馬と、できない馬で差が出るので直線はあまり詰まったりしないイメージ。

好位から最終コーナーで加速しながらポジションを上げていける馬が強い。

ナリタブライアンとか、オルフェーヴルとか、ディープインパクトとか、他馬が止まって見える勢いで4角をマクってるあの絵面が好きです。

というわけで、マクりが強そうな馬を中心に+タイトルホルダーという予想です。

イクイノックス

ダービーでは個別ラップ後半800mを推定44.8秒、天皇賞秋の後半800mを推定44.6秒。
特に天皇賞・秋は去年勝ったエフフォーリアの後半800m推定44.9秒より0.3秒早い。

適性の違うダービーや天皇賞・秋の例を出してもと思われるかもしれないが、長く良い脚を使える能力は間違いなく日本一。

近二年はその年の天皇賞・秋からローテの馬が有馬記念を連勝している。

中山適性を懸念する声もあるが、手前変えもスムーズだし、操縦性も高いのは皐月賞でコーナーを加速して上がってくる脚を見れば不安視する必要はない。

今のパワーアップしたイクイノックスならば坂上で脚が止まることも無いと見る。

調教も順調そのもので、立ち写真も天皇賞・秋より良。
最終追切前の日曜日に販路を2本追っていて、ようやく体質の弱さが改善され、調教を強く使えるようになってきた成果が現れている。

あと1週間で古馬になるのに55キロという3歳馬に非常に恵まれた斤量も加点要素。

鞍上のルメールも有馬記念での信頼度は他の騎手とは別格。
過去15回騎乗して2-4-2-7で複勝率は50%超え。
トリッキーなコースゆえに鞍上の信頼感は非常に強い武器。

心の中ではイクイノックスの強さは10年に1頭レベルではないかと思っている。

有馬記念を勝ってこの馬が年度代表馬だ。

ボルドグフーシュ

有馬記念と相性の良い菊花賞組で、さらに調教で調子を上げてきていること。
ずっと課題だったスタートだが、今回スタートが上手い福永に乗り替わるのはプラス要素。

上手くスタートできれば、レース前インタビューで福永が言っていた通り、追込馬と決めつける必要はなく、中団好位から競馬という可能性も。

残り1000mから徐々にエンジンをふかしながら最後の600mをバテないで伸び続けられるのがこの馬の強みで、舞台適性の高さや、操縦性の高さ、血統面でも推せる。

タイトルホルダーが作るタイトなペースもこの馬には絶好のペース。
枠順を見た時に、隊列の並び的にイクイノックスの後ろという特等席を取れる可能性がある。

イクイノックスのところでも書いたが3歳なので55キロも魅力。

調教後馬体重が18キロも増えているのに全然太く見えないどころかかなりの好仕上がりに映る。

前走から一番成長しているのはこの馬かもしれない。

非根幹距離の鬼かと思うので、思い切って対抗に推したい。

タイトルホルダー

凱旋門賞が行われるのは10月の初めで間隔的には天皇賞よりもゆったりとしたローテーションとなる。
1980年以降、凱旋門賞→有馬記念のローテの馬の結果は(1-2-2-4)と5/9が馬券内に来ている。

ただし、勝ったのはオルフェーヴルのみ。

余談だが1969年にスピードシンボリがこのローテで勝っている。
先駆者すぎるだろ。。。スピードシンボリ。。。!

さらに、過去に逃げで有馬記念を勝ったのは1980年までさかのぼってわずか4頭。
キタサンブラック、ダイワスカーレット、マヤノトップガン、メジロパーマー。

タイトルホルダーは有馬記念に勝つ=歴史的名馬に名を連ねると言っても過言ではない。

それだけ、タイトルホルダーはハードルの高いことをやろうとしている。
事実、多くの人がそれを達成できると思っているし間違いなく達成させる実力もある。

小回りも坂のある短い直線もこの馬の舞台だ。
調教の動きも抜群だったので文句のつけようがない。

ただ人気の逃げ馬が有馬記念で勝ち切るのは相当難しいと個人的には思っている。

要は素直に人気の逃げ馬を信じきれない自分の問題。

この馬が突き放して逃げ勝つようであれば素直に頭を下げるしかない。

ジェラルディーナ

今年のエリザベス女王杯は高く評価するべきレース。
理由として京都ではなく阪神2200mで行われた事。

これは宝塚記念と同じ舞台。

夏と冬の両グランプリは特殊な適性が求められる舞台で、宝塚記念を勝った馬は有馬記念でも強いというのは過去のデータが証明している。

で、あれば、実質秋の宝塚記念だったエリザベス女王杯で、あれだけ荒れた馬場を豪快に差し切ったこの馬の実力は評価すべきだ。

2着だったウインマリリンが次走の香港ヴァーズで圧勝したように、上2頭は非常に高いレベルだった。
オールカマーもエリ女もトラックバイアスが味方したという意見もあるが、逆に言えばそのコースを選択できる自在性があるとも言える。

オールカマーは開幕週とは言え緩みのない加速ラップで見た目以上のパフォーマンスをこの馬は出している。

血統的にもモーリスは父スクリーンヒーローで祖父が有馬連覇のグラスワンダー。
スクリーンヒーローもゴールドアクターという有馬記念勝ち馬を輩出している。

枠も絶好。

あとは状態次第だけれども、キープはしていると思う。

ジャスティンパレス

有馬記念と相性の良い菊花賞組で距離短縮はボルドグフーシュよりも恩恵がでかい。

ホープフルS2着と中山実績もあり、春は穴馬として出走レース全部、連に入れて買ってた。

ことごとく出遅れて終わっていたけれども。。。

秋は見違えるように成長して、神戸新聞杯では非根幹2200を好位から抜け出して3馬身と強い内容。
こういう競馬をできる馬が有馬記念では強い。

あとは実力が足りているかだけ。

血統面でもディープxヨーロッパ型ノーザンダンサーは有馬でも好走例の多い組み合わせだし、何気にロベルトも入っている。

再三いうが3歳馬は55キロ。

ちょっとディープ産駒っぽくない、なんかシルクジャスティスっぽい馬。

隊列としてもタイトルホルダーとイクイノックスの間に入れれば、かなり良い枠になる可能性がある。

加点要素を細かく積み重ねて合わせ技一本的な穴馬。

以下、他の気になる馬のお話

ヴェラアズール 

宝塚記念を勝った馬が評価されるなら宝塚よりもより距離が近い阪神2400mを圧勝した馬が、有馬記念に適性が無いとは言い切れない。

個別ラップを見ても、徐々に加速しながら上り3Fも最速なだけで実は結構ロングスパートもできる馬なのではないかと思っている。

気になるのは状態面。JCが珠玉の出来だっただけに、その比較としてどうしてもやや寂しく見える。

まぁ前回が120%で今回が95%とかで全然問題なく走れる可能性もある。

エフフォーリア

個人的には復活してほしい馬。

最終追切のあとに金曜日ダートでかなり強めに追っていて、その最終仕上げが吉と出るか凶と出るか。

去年はくぎを踏んで接着蹄鉄にしていたり、それをかばう形でトモの歩みのバランスが悪くなったとか言われていたね。

今年も左前足の膝の部分が良くなかったらしいけど、この金曜の調教を、苦し紛れの急仕上げと見るか、完全に回復したからこそ、ここまで強く攻められたと見るべきか。

調教だけ切り取ってみたら動きは悪くなかった。

エフフォーリアを信じている人たちにとってはエフフォーリアがこのオッズで買えていいんですか!?

ってレベルだ。

この馬が皐月賞を勝った時に、3.7倍なんて美味しいオッズでこの馬の単勝買えることは二度とないだろうなんて言われていたしね。

あとは当日パドック見て決めたい。

アカイイト

いつも大外マクるしかない馬だけど、もしかしてスタート決めて中団のインで脚溜めて、まかり間違って前が空いて最経済コースで内からピュンッ

という電波を受信したとかしないとか。

ディープボンド

大外枠でオッズ下がりすぎでしょう。

枠だけを理由に評価していた馬を消してはいけないという自分の中の掟がある。

ポジな要素を見れば、内枠の馬は軒並み後ろ脚質なのでタイトルホルダーについていけば、前目の位置はすんなり取れる可能性がある。

調教に関しても出走馬の中ではベスト5に入るくらい調子は良さそうだった。

まあ、枠出る前から自分は買わないと決めてはいたけれども、今までディープボンド買ってきた人たちは入れといた方が良いんじゃないのとは思う。

アリストテレス 

2枠4番武豊、有馬記念で初ブリンカー、秋叩き2戦目。

去年は外めの枠から上がり3位の脚で6着。今年は内の絶好枠。

これはエイシンフラッシュをほうふつとさせますねぇ。。

余談1

ロベルト系の有馬記念勝ち馬は非常に多い。
有馬記念連覇したグラスワンダーを祖父に持ち同じ父スクリーンヒーロー産駒からゴールドアクター。
古くはブライアンズタイムからナリタブライアン、マヤノトップガン、シルクジャスティス。
クリスエスからはシンボリクリスエス、そしてエピファネイアを経由してエフフォーリア。

今年出走するロベルト系の馬
イズジョーノキセキ、ボルドグフーシュ、アリストテレス、ジェラルディーナ、エフフォーリア

余談2

過去に有馬記念を逃げ切りで勝った馬はキタサンブラック、ダイワスカーレット、メジロパーマー、マヤノトップガンのみ(メジロパーマーは一瞬ダイタクヘリオスに抜かれてコーナー通過1-1-2-1)

4コーナー先頭で馬券内に絡んだ馬もタップダンスシチー(2着2回)リンカーン(2着1回)トゥザビクトリー(3着1回)と、逃げ馬が勝つには底力が要求される。

逃げ馬じゃなく4コーナー先頭の超早仕掛けから勝った馬が1980年までさかのぼって一頭だけいた。

ナリタブライアンだった。

どれだけロングスパートしてるんだよこの馬。。。

オルフェーヴルもシンボリクリスエスも4角は2位通過。
中山の短い直線であれだけ突き放したのかよ。。。と、この二頭もまた別の意味で強いw

買い目

◎単勝

◎〇▲馬連

◎-〇▲△ 1頭固定流し3連単

◎-△ ワイドなど。

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