予想印
レース質の定義
今回は高速馬場で、道中に余力を残し、直線で速い脚を使うレースになると読む。 この展開を前提に、各馬の印を決めた。
東京は今週からBコース。土曜の2000m・7Rは牝馬1勝クラスで1分58秒5、前半1000mは59秒8だった。上位3頭は4角8・11・8番手。時計が出るうえ、差し馬も能力を発揮できる馬場だ。JRA東京7R
最後の1800m戦は前半1000m62秒1から、最後の400mが22秒0。好位のラヴェニューが勝ち、中団のオルグジェシダが2着だった。緩い流れでは位置取りと加速力が結果に直結している。JRA東京12R
芝6レースの勝ち馬はすべて1~2番人気。土曜の結果からは、強い馬が自分の脚を使える馬場と評価した。今回の予想では極端な内外補正をかけず、位置取りと直線での加速を優先する。
隊列はホウオウビスケッツが先頭、セイウンハーデスが好位、クロワデュノールが内の好位から中団前。マスカレードボールはその後ろの中団で運ぶと見る。外のリアライズシリウスも先行するが、前半から競り合い続ける消耗戦までは想定しない。
道中で息を入れ、後半から徐々に速まり、直線でさらに加速する。前を射程に入れた位置から、一段速い脚へ切り替え、その速度を保つ力が勝敗を分ける。
コスモキュランダがまくりで動く形は、相手選びで押さえる別の展開だ。前がその動きに応じて脚を使えば、後ろで待つダノンデサイル、シェイクユアハート、ジョバンニを評価するレースシナリオ分岐。
本線は、好位勢が余力を残して直線へ向く競馬に置く。
軸馬・印を付けた馬の評価
6番 セイウンハーデス
印:◎
総合評価:GⅠの上位争いに通用する能力があり、好位から二強を崩す馬として買う。
今回、価格まで含めて二強に割って入る馬として選ぶのがセイウンハーデスだ。
エプソムカップの幻影を追いかけてると言われればそれまでだが。安田記念4着は勝ち馬とタイム差なし、大阪杯5着もクロワデュノールから0秒4差。この実績から、現在の能力は2000mのGⅠでも上位を争える水準にあると判断した。
6番枠もプラス。ホウオウビスケッツを行かせ、好位で自分のリズムを守れると見る。前半に競り合わず、余力を残して直線へ向くという本線の展開に合う。後ろの人気馬を待つ立場で、先に加速できる点も強みだ。
状態も毎日王冠をたたいてしっかり上がっており、レースシナリオ、TB、枠順、隊列、今回は全てがこの馬に恵まれうる可能性がある。
単勝21.9倍は、この能力と想定位置に対して買いたい価格だ。好位から先に加速する利点を買い、二強を崩す相手として◎を打つ。
最後の最後に最高の舞台と条件が回ってきたと思う、がんばれ!セイウンハーデス!
まとめ
好位から先に動いて二強を迎え撃つ◎。現在能力と価格の両方から狙う。
7番 マスカレードボール
印:○
総合評価:中団から直線の加速勝負に持ち込み、東京での決め手で勝ち切ると見る。
今回の展開で、最後の一段の加速がもっとも強いのはこの馬と判断した。
昨年の天皇賞(秋)は4角8番手から上がり32秒3を使い、1分58秒6で勝利。道中で脚を残し、直線で最高速へ切り替える競馬を、この舞台でやり切っている。
その後のジャパンCは2分20秒3の2着。速い総時計の中でも脚を使い、東京のGⅠで加速と持続を両立してきた。今回はこの実績を、クロワデュノールとの比較でわずかに上に取る。
7番枠はプラスと評価する。 先行勢を見ながら中団に収まり、直線では前の馬を目標に加速する。内のクロワより進路を選ぶ余地があり、ルメールが追い出すタイミングを作れると読む。好位勢を射程に入れ、決め手を発揮する運びに合った枠だ。
英国帰りの初戦だが、帰厩後は7本の追い切りを消化し、最終週より前にも負荷をかけた調整が報告されている。この過程から、今回は勝負できる仕上がりとして評価する。JRA-VAN調教情報
単勝2.9倍。東京での決め手と、それを出せる隊列の組み合わせにある。中団から差し切りの可能性は最も高い。
まとめ
直線の加速勝負を制する馬として○。勝ち切る側の中心に据える。
1番 クロワデュノール
印:軸▲
総合評価:内の好位から能力を発揮し、もっとも馬券内を信頼する軸に置く。
3着内の安定性は、この馬を一番に取る。
今年は大阪杯を1分57秒6で勝ち、天皇賞(春)も制覇。重馬場の宝塚記念は勝ち馬から0秒1差の2着だった。距離も馬場も異なる条件で高い水準を反復し、前からも中団からも競馬ができる。流れへの対応幅と現在能力は、今回の軸にふさわしい。
1番枠は、道中の距離損を抑える点を買ってプラス評価。出脚を生かして内の好位を取り、前の馬を近くに置いて運ぶと見る。直線で決め手を使う位置も確保できる。
勝ち切りの比較では、内で前の動きに合わせて進路を作るクロワに対し、中枠から追い出す位置を選ぶマスカレードを上に取った。単勝2.6倍という価格も踏まえ、購入の中心は○⑦、価格を買う相手は◎⑥とする。
クロワは能力と安定性で支える軸▲。今回の予想では、馬券内を確保する役割をもっとも強く託す。
まとめ
内の好位から高い能力を再現する軸▲。馬券内の安定性で一番に評価する。
3番 レガレイラ
印:△
総合評価:良馬場で決め手を取り戻すと見て、上位へ加える。
近2走の宝塚記念7着、オールカマー4着はいずれも重馬場。今回は良馬場に替わり、持ち味の決め手を発揮する条件が整うと評価した。
有馬記念とエリザベス女王杯を勝った能力上限は高い。東京でもダービー5着で上がり33秒2、アイビーS3着で32秒7を使っている。道中で脚を残し、直線で速度を上げる今回の競馬に合う。
3番枠は内で距離損を抑えられる点をプラスに取る。ただ、出脚の遅さから、クロワやセイウンより後ろで直線を迎えると読む。この位置差を重く見て△に下げ、直線の末脚で差を詰める相手として買う。
単勝8.2倍。良馬場への条件好転とGⅠを勝った決め手を評価し、△に残す。
まとめ
良馬場での巻き返しを狙う△。脚を出し切った際の勝ち切りまで取る。
17番 ダノンデサイル
印:△
総合評価:左回りで高い能力を発揮し、中団から上位へ進出すると見る。
ダービー、ドバイシーマCを勝ち、近走もジャパンC、有馬記念、大阪杯、宝塚記念で3着。強い相手に上位を繰り返してきた能力を買う。
今回は左回りの東京に替わり、長い直線で持ち味の脚を使える。右回りで指摘される操縦性より、左回りのGⅠで発揮してきた能力を重く取る。
17番枠はマイナス評価。隊列に収まるまでの負荷が増え、好位の馬より後ろから直線を迎えると読む。今回は先行馬を行かせて中団から追う競馬とし、この位置差を埋める負荷を印に反映して△とした。左回りでの能力を買い、相手には残す。
単勝9.8倍。コスモキュランダの進出などで前が早く脚を使う展開になれば、後ろで待つこの馬の出番が増す。差しの相手として押さえる。
まとめ
左回りのGⅠ能力を買う△。前の負荷が増す展開では、勝ち負けの相手として重く取る。
11番 シェイクユアハート
印:△
総合評価:2000mで反復している持続力を評価し、前が早く動く展開を押さえる相手に取る。
中日新聞杯、金鯱賞、札幌記念と、2000mの重賞を3勝。今年の金鯱賞は1分58秒1でジョバンニをハナ差退け、札幌記念も制している。中距離で長く脚を使う力は安定して高い。
今回は後ろで脚を残し、直線で追い上げると読む。ただ、本線の展開では好位勢にも余力が残るため、前との差を詰める負荷が大きい。ここを◎○との差として△に置いた。
コスモキュランダの進出で前が早めに動けば、この馬の持続力が生きる。宝塚記念14着は重馬場2200mでの敗戦として評価し、良馬場2000mでは重賞3勝の実績を優先する。
単勝9.6倍では価格の妙味を小さく評価し、印は△まで。前が早く動いた際に届く持続力を買う相手とする。
まとめ
前が早めに脚を使う展開を押さえる△。2000mでの持続力を買う。
16番 ジョバンニ
印:△
総合評価:外から中団に収まり、2000m重賞で示した持続力を発揮する穴馬として買う。
今回の穴はジョバンニを選ぶ。
前走チャレンジCは16頭立て15番から5→5→4→4番手で運び、58kgを背負って1分57秒6で勝利。外から位置を取り、終盤にも脚を使って勝っている。この経験から、今回も外枠をこなして中団へ収まれると判断した。
金鯱賞ではシェイクユアハートとハナ差の2着。2000mの重賞で僅差の競馬をしてきた馬同士で、相手が9.6倍、こちらが50.9倍。今回は外枠の負荷を受け入れ、この能力と価格の組み合わせを買う。
16番枠は、隊列が決まるまでに外を通る負荷をマイナスに取る。これが軸に置かない理由だ。その負荷をこなす能力は前走で示しており、今回は中団で脚をため、後半の持続力で迫る穴馬として買う。前が早く動く展開では、シェイクユアハートとともに評価を上げる。
レディネスとの比較では、中距離重賞で繰り返し好走している能力を優先した。今回はジョバンニを買う。
まとめ
2000mの能力実績に対して価格がついた穴の△。上位へ食い込む相手として残す。
POG
各年のPOGで指名しているレガレイラ、マスカレードボール、リアライズシリウスが天皇賞秋に出走。
応援馬券は買った!

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