エルムステークス2026予想
軸 11 ペリエール
◎ 9 ヒルノハンブルク
○ 4 ナチュラルライズ
▲ 1 アクションプラン
△ 3 ルクソールカフェ
△ 8 ウェイワードアクト
△ 2 レヴォントゥレット
△ 10 オメガギネス
現在の馬場とレース質
今年のエルムステークスは、
先行馬多数+序盤の位置取り負荷+4角勝負圏からの持続力戦
という見立て。
朝の札幌ダ1700mでは、前~好位、あるいは途中から位置を上げて4角までに勝負圏へ入った馬が結果を出している。
ただし、まだ未勝利戦2レースだけ。
さらに朝の良馬場から稍重へ変化している途中なので、これをそのまま「前有利のトラックバイアス」と断定するにはサンプルが足りない。
展開面では、8ウェイワードアクトがハナの第一候補。
ただし、
- 2レヴォントゥレット
- 1アクションプラン
- 4ナチュラルライズ
- 5テーオーパスワード
- 7テーオードレフォン
あたりも前へ行ける。
マリーンSのようにウェイワードアクトが簡単に隊列を支配できるとは限らない。
前半から完全に潰し合うところまでは想定していないが、1角までにある程度ポジションを取り合い、その後も極端には緩まず、3~4角から再び負荷が高まる形を本線にした。
今年のエルムステークスで重視したいのは、
- 前半から流れても脚を残せる持続力
- 4角までに勝負圏へ入れる位置取り性能
- 3~4角で動いても最後まで止まりにくい消耗耐性
- 小回り1700mでロスを抑えながら動ける機動力
この4点。
「逃げ馬だから買う」「差し馬だから嫌う」ではなく、勝負どころで前との差を詰められるかを重視する。
軸 11 ペリエール
現時点で最も3着以内へ入りやすいと見るのがペリエール。
最大の根拠は昨年のエルムS。
同じ札幌ダ1700mで好位から運び、勝負どころで流れが速くなっても対応。最後まで脚を残して勝ち切った。
単純に前にいたから残ったレースではない。
札幌1700mで必要になる、
- 前すぎず後ろすぎない位置を取る
- コーナーで流れが上がっても対応する
- 最後まで脚を残す
という部分を、すでに同じレースで証明している。
1700mは3戦3勝。
今回も必ず逃げや番手にこだわる必要がないのが大きい。
前がやり合えば少し控えられるし、流れが落ち着けば好位へ付ければいい。先行馬の多い今年のメンバーでは、こういう隊列への依存度の低さを高く評価したい。
不安は11番枠。
外から位置を取りに行けば1角までに多少距離を使う可能性があり、昨年より難しい競馬になる可能性はある。
それでも総合的には一番崩れにくい。
11時41分時点の単勝は6.5倍。
価格とは切り離して、軸はペリエールで固定する。
◎ 9 ヒルノハンブルク
今回一番狙いたいのはヒルノハンブルク。
11時41分時点の単勝は37.0倍。
ただし、37倍だから本命にしたわけではない。
先に競馬の内容を評価したうえで、この価格なら狙いたいという順番。
前走マリーンSは3着。
道中7番手から、3角5番手、4角4番手まで自分で位置を押し上げている。
今回一番評価したいのはここ。
後方で脚を溜めて直線だけ伸びたのではなく、勝負どころから自分で前との差を詰めた。
しかも、そこで脚を使いながら最後まで大きく失速していない。
札幌ダ1700mで想定している、
「3~4角で勝負圏へ入り、そこから持続する」
という競馬にかなり合う。
1700mでも3着、3着。
もちろん今回G3になって相手は強くなる。
前走56kgから57kgになる点も小さなマイナス。
絶対的な実績だけを比べれば、ルクソールカフェやナチュラルライズ、ペリエールなど上に見たい馬はいる。
それでも、このレースで能力を出しやすい形まで考えるとヒルノハンブルクは面白い。
朝からオッズは多少買われて37.0倍まで短くなったが、それでも評価を下げるほどではない。
今回の条件に合うと見た馬が37倍なら、まだ一番狙いたい。
これが◎の理由。
○ 4 ナチュラルライズ
11時41分のオッズを反映して、○はナチュラルライズ。
馬そのものの評価を新しく上げたわけではない。
もともと能力はかなり高く見ている。
東京ダービーを勝ち、ジャパンダートクラシックでも2着。
さらに京浜盃では1700mを勝っているので、「2000mで強い馬だから1700mでは忙しい」と単純に扱う馬ではない。
京浜盃では小回りで好位から進め、3~4角で外から進出して直線で突き放した。
羽田盃などを見ても、単純なスタミナ型というより、コーナーを回りながら前との差を詰められる機動力を持っている。
この部分は今回の札幌1700mにもつながる。
一方で不安は明確。
まず59kg。
大半の馬が57kgなので、1700mで位置を取りに行きながら最後まで持続することを考えれば無視できない。
さらに2026年に入ってからは、昨年のピーク時ほどのパフォーマンスをまだ再現できていない。
現在どこまで状態が戻っているのかも完全には読めない。
この不確定要素があるので、以前の価格では積極的に上位の印を打ちにくかった。
しかし11時41分時点では単勝11.6倍。
能力、1700m実績、小回りでの機動力という評価自体は変わっていない中で、価格だけがこちらに有利な方向へ動いた。
59kgや今年の成績というリスクを織り込んでも、11倍台なら狙う価値が出てきたと判断した。
人気が落ちたから評価を上げたのではない。
競馬上の評価はそのまま。買う価格として魅力が増したため○へ変更した。
▲ 1 アクションプラン
一撃候補はアクションプラン。
11時41分時点で33.2倍。
以前よりかなり買われており、価格面の魅力は少し下がった。
それでも▲は維持する。
評価しているのはマーチS2着。
好位4番手前後から進め、勝負どころまで前との差を維持。そのまま最後まで大きくパフォーマンスを落とさなかった。
単に前にいたから2着に残っただけではなく、重賞で好位から長く脚を使えたことを評価している。
次の平安Sは14着。
ただ1900mで3~4角からすでに苦しくなった内容で、この一戦だけを見て急激に能力が落ちたとは判断していない。
今回は1700mへの距離短縮。
さらに1番枠。
内をロスなく使いながら好位へ収まれば、マーチSで見せた強みを出しやすい。
逆に、内で包まれて動けない形や、午後になって内が明確に使いにくい馬場になった場合は評価を下げたい。
つまり条件依存度は高い。
そのため◎○と同じ扱いにはしない。
ただ33.2倍でも、条件が噛み合った際の一撃候補としてはまだ残す価値がある。
△ 3 ルクソールカフェ
11時41分時点6.3倍。
能力そのものはかなり高い。
昨年の武蔵野Sでは好位から抜け出して3馬身半差。今回のメンバーでもトップクラスのパフォーマンスだった。
問題は、その最高値が東京ダ1600mなどワンターン中心で出ていること。
札幌1700mはコーナー4回。
同じスピードをどう使うかは別の適性になる。
ただし今回は3番枠。
スタートから無理なく好位へ入って内~中をロスなく回れるなら、小回りへの不安をかなり減らせる。
普通に勝たれても驚かない馬だが、6.3倍なら今回は△まで。
△ 8 ウェイワードアクト
11時41分時点2.9倍。
マリーンSの内容は高く評価している。
逃げて3馬身半差の完勝だったが、単なる楽逃げだけではない。
1700mで前から長く脚を使い、そのまま後続を突き放した持続性能は今回でも大きな武器。
前走58kgから今回は57kgになる。
馬そのものはかなり怖い。
問題は今回の隊列。
マリーンSより前へ行ける馬が多く、8番からハナを取り切るまでに多少脚を使う可能性がある。
レヴォントゥレットなどが内から主張すれば、前走と同じように自分のリズムだけで運べる保証もない。
それでも3着内候補としてはかなり上位。
ただ2.9倍まで売れているなら、今回最も積極的に狙う馬ではない。
馬を低く評価して△なのではなく、強さがかなりオッズへ反映されているから△。
△ 2 レヴォントゥレット
11時41分時点15.0倍。
前走マリーンS2着を評価。
ウェイワードアクトには離されたが、前受けしただけで最後に大きく崩れたわけではない。
過去には1800mで逃げて大きく失速したレースもあるが、1700mでは同じ弱点をそのまま見せていない。
今回は2番枠。
内から余計な距離を使わず先行できれば、今年の隊列ではかなり運びやすい可能性がある。
絶対的な能力で最上位とは見ていないが、1700m適性と枠を考えると消し切れない。
15倍なら△として残す。
△ 10 オメガギネス
11時41分時点11.0倍。
地力は高い。
フェブラリーS5着など中央の重賞・G1で見せた能力を考えれば、このメンバーでも軽視できない。
一方で札幌ダ1700mは未経験。
東京1600mや中山1800mで出してきた能力を、コーナー4回の札幌1700mで同じように使えるかには不確定要素がある。
10番からどこまで位置を取りに行くかも重要。
中団より後ろまで下がると、今回想定する馬群では4角までに勝負圏へ入れないリスクがある。
能力だけならもっと上に評価したい馬だが、今回条件への変換を考えて△。
人気馬・無印馬で評価を下げた理由
5 テーオーパスワード
11時41分時点4.3倍。
弱い馬とは見ていない。
前走アハルテケSを勝ち、前へ行ける。5番枠も競馬はしやすそう。
問題は1700m未経験。
1600mでの追走性能、1800~1900mでの持続力から対応する可能性は十分ある。
ただ、「できそう」と「実際に札幌1700mでできる」は別。
4.3倍まで多少価格は良くなったが、今回条件への不確定要素を抱えた馬をこの価格で積極的に買いたいとはまだ思わない。
馬の能力を否定して消すのではなく、条件と価格の組み合わせで無印。
6 ヴァルツァーシャル
11時41分時点15.4倍。
中央重賞で通用する能力は認める。
今年のマーチS4着、平安S2着を見ても地力はある。
ただ、昨年のエルムSがかなり気になる。
後ろすぎて届かなかったわけではない。
前の位置を取れており、残り600m付近でも勝負圏にいた。
それでも最後は大きく失速した。
今回と同じ札幌1700mで、位置取りまでうまくいったうえで能力を出し切れなかったという直接的な材料になる。
今年中央重賞で走ったからといって、この弱点まで自動的に消えたとは考えない。
能力は認めるが、今回は無印。
7 テーオードレフォン
11時41分時点135.8倍。
札幌1700mの実績はある。
2024年エルムS3着など、過去にこの条件へ対応したこと自体は評価できる。
ただ現在のパフォーマンスを見ると、今回上位に取った馬と比べて終盤の持続力で見劣る。
直近のマリーンSでも、同じような勝負圏にいたヒルノハンブルクより最後の失速が大きかった。
135倍という数字だけを見ると魅力的に映るが、人気薄という理由だけで買い候補へ戻すつもりはない。
今回は無印。
現時点の馬券方針
現時点では少額参加候補。
予想の中心は、
軸11ペリエール
◎9ヒルノハンブルク
○4ナチュラルライズ
この3頭。
▲アクションプランは、内をロスなく使える条件になった時の上振れ候補として扱う。
最終まとめ
今年のエルムステークスは、
先行馬多数+序盤の位置取り負荷+4角勝負圏からの持続力戦
という見立て。
単純な前残りではなく、
3~4角で前との差を詰めながら、最後まで脚を残せる馬
を重視した。
現時点の印は、
軸 11 ペリエール
◎ 9 ヒルノハンブルク
○ 4 ナチュラルライズ
▲ 1 アクションプラン
△ 3 ルクソールカフェ
△ 8 ウェイワードアクト
△ 2 レヴォントゥレット
△ 10 オメガギネス
軸は昨年の勝ち馬ペリエール。
本命は、マリーンSで自ら勝負圏まで動いて最後まで粘ったヒルノハンブルク。
そして11時41分時点で11.6倍まで価格が上がったナチュラルライズを○へ。
能力評価を変えたのではなく、59kgや今年の不確定要素を含めても、この価格なら狙えると判断した。
現状は少額参加候補。
最終的には札幌9R、馬体重、直前オッズを確認してから決めたい。


コメント