予想
◎ミッキーカプチーノ
○セブンマジシャン
▲キングズレイン
△ガストリック
△ファントムシーフ
レース予想
近年は東スポ2歳S組が実績で強く、次点で同じ1800mの萩S。
同じコースで行われる皐月賞が共同通信杯組が強いことを考えると、同じ理由で東京1800mのハイレベル戦との連動が高い理由もうなずける。
このレースでも1800mで強い競馬をした馬を探してはいきたい。
ちなみに同距離の皐月賞ではフルゲートになることが多く、多頭数が初めての馬も多いゆえに、出走馬の平均レベルも上がることから他の平場の中山2000mと違い、前傾ラップになりがちだが、2歳戦という事もあり、ホープフルSは極端な前傾ラップにはなりにくい。
ただ、今年はG1に昇格してから初のフルゲートになるのがミソで、勿論ほとんどの若駒にとっても初の体験で展開によってはペースが締まる可能性がある。
ジオグリフがイクイノックスを倒したように、小回りで加速していく才能が問われるレースでもあるので、実力馬の足元をすくう可能性のある馬も探していきたい。
データ
2021年 前半1000m 60.1秒 後半1000m 60.5秒 芝クッション値9.1 含水率9.3%
2020年 前半1000m 61.9秒 後半1000m 60.9秒 芝クッション値10.5 含水率10.0%
2019年 前半1000m 60.9秒 後半1000m 60.5秒 芝クッション値不明 含水率9.5%
2018年 前半1000m 62.5秒 後半1000m 59.1秒 芝クッション値不明 含水率8.6%
ミッキーカプチーノ
大外枠はスタート地点から直線長いので、大きな不利はないと見る。
エピファネイア産駒は揉まれない方が良いのでむしろ不利を受けないだけマシだし、今の中山は外差し馬場なのでマイナスに考える必要はない。
枠よりもスタートが心配。
新馬、葉牡丹賞共に非常にハイレベルな個別ラップで圧勝している。
デビュー戦で遠征経験もあるし、中山への輸送もクリアと考える。
葉牡丹賞が内前有利の綺麗な馬場とは言え2歳戦にしてはそれなりにペースも締まって1.59.1という勝ちタイムは優秀。
残り800mからエンジンふかしながら加速しており、これこそイクイノックスの項でも書いたコーナーの加速能力の証明。
適性、能力共にこの馬が頭一つ抜けてると見る。
と言うか、馬場が違うとはいえナリタブライアンの皐月賞のレコードが1.59.0なんだが。
血統を見ると、ロベルト系だし、エピファネイアと言う馬がサドラーズウェルズも含んでいてあらためて一頭で完結してる種牡馬だなとw
サイアーラインが全部ヘイルトゥリーズン系で一緒なの、あまり美しくないから個人的には嫌いなんだけど、エピファネイア産駒でよく走る条件の一つでもあるサンデーサイレンスの4×3もしっかり入っている。
課題はスタートと、前に壁作りにくい枠なので引っかからなければ。
そこさえクリアできれば、この馬が勝つと思う。
セブンマジシャン
黄菊賞は出遅れて最後方から重馬場の中山2000mを大外ぶん回しで勝っており、かなりスローだったことから、展開が向いたとは言えない中での上り3F34.7の勝利は見た目以上の強さと評価。
と言うか、800m通過したあたりから1200mの区間ずっとこの馬、加速ラップ踏み続けてるんよ。
荒れ目の中山を外からマクってくる能力は相当なものがあると思う。
新馬戦はスタートはそれなりに出て先行しているので、本番でもスタートさえ決まれば中団あたりで競馬ができそう。
C・デム鞍上と言うのも心強い。
ジャスタウェイ産駒というのを自分はあまり加点要素とは見てないけど、母父メイショウサムソンがサドラー系なのは良いし、サンデーサイレンスの3×4やリファールのクロスを持っているのは好印象。
キングズレイン
前走百日草特別は、ほぼ東スポ2歳S上位組と同じ後半1000m57秒台、上り4Fも3Fもかなり良い数字で圧勝している。
距離が200m長いにもかかわらず。
こちらも東京向きなイメージはあるが、未勝利戦を札幌のタフな芝を経験して勝利しているのも強み。
血統面でもルーラーシップに母父ディープ、母母父はサドラーズウェルズで良いと思う。
ルメール鞍上も心強い。G1こそ騎手の腕が出る。
ガストリック
スタートに難がある馬ばかり予想に入れるのは怖くもあるんだけど、東スポ2歳Sは素直にハイレベルなレースと言って良いし、後半1000mを57秒台で走破した上位3頭の脚は評価できる。
中山よりは東京かなってイメージがあるのと、もしかしたら今の中山2000mはちょっと距離長いかもしれないなってイメージだけど他の馬との比較で言えば完成度は高いと思うので枠も絶好だしこなせる可能性に賭けたい。
ファントムシーフ
最内でスタートの上手い福永。過去2戦で見せた能力は高く、外差し傾向で割とペースが流れそうな今年のホープフルSで前残りするとしたらこの馬だろうか。
血統面もハービンジャーに母父はサドラー系、調教の動きは抜群だった。
関東への輸送が初なのと、レース間隔が少し空いていること、フルゲートの最内なので揉まれた経験が無いのが不安要素。(2歳でフルゲートで揉まれる経験がある馬はそう多くはない)
この馬だけ前走から斤量1キロ増えるのが気にはなるところ。
以下、当日パドック見て紐に入れるか検討する馬のお話
ハーツコンチェルト
末脚の能力は間違いないけど、枠が今回は悪い。
スタートが悪い馬がひいちゃいけない枠だと思う。
調教の状態は良いと思う。
ヴェルテンベルク
前走は4角で足の上がったビキニボーイの玉突きを食らう形でトップナイフに外にはじかれており、3馬身分くらいは後退しての3着だった。
最後まで伸びているし、割と脚を余しての敗戦と言うイメージだった。
鞍上も横山武史に強化&枠順と展開に恵まれる可能性がある。
能力はそれでも1枚足りないとは思うけれど、陣営はボルドグフーシュ並みに自信あると言っているし、2週連続キタサンブラック産駒がG1制覇しても驚きはない。
ドゥラエレーデ
東スポ2歳Sを前半47秒切るペースで逃げて4着。
鞍上がムーアとは言え評価できる内容。
直線短くなるのも良いし、人気無さすぎるなら紐に入れとくのは有り。
買い目
◎単勝
◎〇▲馬連
◎-〇▲△ 1頭固定流し3連単
◎-△ ワイドなど。
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